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論文式試験の対策方法
学習の基本方針
理論の理解を深める
論文式試験では、理論的な理解が重要です。なぜその会計処理をするのか、 その根拠は何かを理解することが求められます。
- 会計基準の理論的背景を理解する
- なぜその処理をするのかを説明できるようにする
- 理論と実務のつながりを理解する
記述力を鍛える
論理的な文章構成
知識があっても、それを文章で表現できなければ得点になりません。 論理的に説明する練習を積み重ねましょう。
- 結論→理由→具体例の順で書く
- 接続詞を適切に使う
- 専門用語を正確に使う
過去問の答案練習
過去問を解きながら、実際に答案を書く練習をします。 書いた答案を添削してもらうことが重要です。
- 時間を計って答案を書く
- 答案を添削してもらう
- 模範解答と比較する
時間配分を意識する
各科目3時間という限られた時間の中で、すべての問題に取り組む必要があります。 過去問演習を通じて、適切な時間配分を身につけましょう。
時間配分の例(3時間)
- 問題を読む:10分
- 答案構成:20分
- 答案作成:2時間20分
- 見直し:10分
科目別の対策
会計学
財務会計論と管理会計論から構成されます。計算問題と論述問題の両方に対応できるよう、 バランスよく学習します。
- 会計基準を深く理解する
- 計算問題を正確に解く
- 論述問題の答案練習
監査論
監査の理論と実務について、より深い理解が求められます。 監査基準の理解と実務との結びつけが重要です。
- 監査基準を読み込む
- 監査実務の流れを理解する
- 論述問題の答案練習
企業法
会社法を中心に、より詳細な法律知識が問われます。 条文の正確な理解と判例の理解が重要です。
- 会社法の条文を読む
- 判例を理解する
- 論述問題の答案練習
租税法
法人税法と所得税法を中心とした税務知識が問われます。 計算問題と論述問題の両方に対応する必要があります。
- 税法の条文を理解する
- 計算問題を繰り返し解く
- 論述問題の答案練習
選択科目
経営学、経済学、民法、統計学から1科目を選択します。 早めに決めて、集中的に学習することが重要です。
経営学
経営戦略、組織論、マーケティングなど。実務との関連が深い。
経済学
ミクロ経済学、マクロ経済学など。理論的な理解が重要。
民法
契約法、不法行為法、物権法など。条文の理解が重要。
統計学
確率論、統計的推測、回帰分析など。計算問題が多い。
学習スケジュールの例
基礎期(6~12ヶ月)
- 理論を深く理解する
- 基本問題を解く
- 答案を書く練習を始める
応用期(6~12ヶ月)
- 過去問を解き始める
- 答案を添削してもらう
- 時間配分の練習
直前期(2~3ヶ月)
- 過去問を繰り返し解く
- 答案の質を向上させる
- 時間配分を完璧にする
答案作成のポイント
答案構成の重要性
答案を作成する前に、答案構成をしっかり行うことが重要です。 構成を考えることで、論理的な答案を書くことができます。
- 問題文を正確に読む
- 問われていることを明確にする
- 答案の構成を考える
- 時間配分を意識する